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関電・岩根氏、電事連会長辞任へ 中部電社長が再登板か

中部電力の勝野哲社長
中部電力の勝野哲社長

 関西電力の金品受領問題を受け、岩根茂樹社長が9日、電力の業界団体、電気事業連合会(電事連)の会長を辞任すると表明した。岩根氏は今年6月に就任したばかり。原発の再稼働や新増設を進めたいとして、人材や技術の維持などに取り組んでいくことなどを強く打ち出していた矢先だっただけに、超短期間での辞任は、電力業界にとっての打撃も大きい。

 電事連では今月18日に会員各社の社長らが集まる会合を東京で行うが、その段階で新体制を決める。平成28年6月から今年6月まで電事連会長を務めた、中部電力の勝野哲社長の再登板が有力視されている。

 電事連会長は、会員の大手電力10社の社長の互選で決定する仕組みで、過去は東京電力、関西電力、中部電力の3社のトップが就任した。東電福島第1原発事故以降は、関電と中部電の2社の社長が交代で会長を務めてきた経緯がある。

 会長は毎月1回、会員10社の社長が集まる総合政策委員会で、業界としての施策や提言などを取りまとめる。事前の準備などでも業務が多いほか、業界団体のトップとして政財界などへの要請活動といった活動を社長業務と並行して取り組む。地元と東京の往復を強いられるなど激務とされ、中部電の勝野氏は「再登板には前向きではない」(関係者)とされる。

 このため、九州電力の池辺和弘社長や、現在、電事連副会長を務める東北電力の原田宏哉社長も候補に挙がっており、調整が進む。

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