PR

産経WEST 産経WEST

【関西の坂】(8完)急な「きつね」と息のむ「たぬき」 モデルも歩く神戸の急坂

観光冊子にモデルを起用して紹介された愛徳坂=神戸市垂水区(垂水区役所提供)
観光冊子にモデルを起用して紹介された愛徳坂=神戸市垂水区(垂水区役所提供)
その他の写真を見る(3/4枚)

 須磨区の西隣、垂水区役所は今年3月、地元の一押し観光スポットを紹介する冊子「神戸たるみりょく」を作成した。そこに掲載されているのが、愛徳学園中学・高校の東側にある市道西垂水249号の坂道、通称「愛徳坂」だ。霞ケ丘交差点から同校まで約1・2キロも続き、最大勾配は約20%という。

 愛徳坂はその名の通り、主に同校の生徒らが通学路として利用しているが、区役所まちづくり課の藤田博道さん(33)は「上り切って南を振り返った際に見える明石海峡の絶景が魅力。垂水は海と山が近く、急勾配の坂を少し上っただけで海のロケーションが味わえるんです」と熱く語る。

 海が望める絶景スポットとして最近は会員制交流サイト(SNS)でも話題に。そこで、垂水区役所は市内の各区役所窓口や観光案内所に愛徳坂を載せた観光冊子を配置。若者の定住促進を図るポスターにも愛徳坂を採用した。

 藤田さんは「神戸は海と山の両方を楽しめる。これからも地元の坂の魅力を発信していきたい」と話している。

     ◇

【プロフィル】木下未希(きのした・みき) 平成28年に入社し、神戸総局で4年目を迎える。現在は神戸、明石市政担当などとして日々、車で取材先を走り回っている。坂道に対してはこれまで「つらい」「しんどい」というイメージが強かったが、今回の取材を通じて、美しい景色を望むことができる神戸の坂の魅力にはまりつつある。

    ◇

 8回にわたった「関西の坂」は、いかがでしたでしょうか。今回は兵庫県尼崎市の鈴木満里子さん(67)から応募していただいたテーマを採用しました。鈴木さんは1回目で取り上げた天王寺七坂の逢坂(おうさか)が好きとのこと。関西の坂のさまざまな魅力を発見できる連載だったなら幸いです。

 関西広域面では、漢字一字を掲げて関西の底力を発掘する連載を随時掲載しています。ご希望のテーマをお寄せください。

 〒556-8661 大阪市浪速区湊町2の1の57 産経新聞社会部大阪総局

 ファクス 06・6633・9738

 メール osaka-iken@sankei.co.jp

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ