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【関西の坂】(8完)急な「きつね」と息のむ「たぬき」 モデルも歩く神戸の急坂

 海と山に挟まれ、異国情緒あふれる神戸。繁華街・三宮近くにある北野坂やハンター坂など、少し街を歩くだけで数多くの坂と出合える。中には「きつね」や「たぬき」の愛称を持つユニークな坂や、斜度が20~40%という急勾配の坂も。そんな知名度の低い“名もなき坂”を観光に活用しようと、地元住民や自治体は坂道ツアーを企画したり、観光冊子を作成したりするなどPRに力を入れる。(木下未希)

神戸でにわかに注目を集めているきつね坂、たぬき坂、愛徳坂
神戸でにわかに注目を集めているきつね坂、たぬき坂、愛徳坂
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途中に椅子設置

 山陽電鉄山陽須磨駅(神戸市須磨区)西側の高架下をくぐると、目の前に息をのむような急勾配の坂道が続く。いまは姿を消してしまったが、江戸時代に山間だったこの一帯はキツネが多く出没したことから、地元住民に「きつね坂」の愛称で親しまれている。

 道幅は約3メートルで、長さは200メートル以上。最大勾配は40%以上とみられ、「須磨一の急勾配の坂」ともいわれる。明治20年以降、財界人の別荘地として開拓が進んだ。その名残なのか、坂沿いには石垣に囲まれた家が多く見受けられる。

 きつね坂から路地を東側へ抜けたところにあるのが「たぬき坂」だ。たぬき坂といわれるようになった理由は不明だが、一般的にきつね坂と隣り合う急勾配の坂道として名付けられたとされる。

 たぬき坂は道幅約1メートルで、長さ200メートル以上。同駅のすぐ北側にあるため、通勤・通学で利用する住民が多い。あまりに急なためか、坂の途中には休憩場所として3カ所に椅子が設置されている。

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