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【ラグビーW杯】湿気と汗で落球続出 ボールが「せっけんのよう」

アイルランド-ロシア戦で激しくボールを奪い合う両チームの選手=3日、ノエビアスタジアム神戸(恵守乾撮影)
アイルランド-ロシア戦で激しくボールを奪い合う両チームの選手=3日、ノエビアスタジアム神戸(恵守乾撮影)
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 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で、開閉式の屋根付きスタジアムが海外選手たちの“鬼門”となっている。日本の蒸し暑さは知られていたが、今大会では屋根を閉めているためさらに湿度が上昇。体力を消耗するだけでなく、汗でボールが滑り、手につかない場面が目立っている。4試合の会場となっているノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)では8日夜の最後の試合で、過去2回の優勝を誇る南アフリカがカナダと対戦。日本が決勝トーナメントに進出すれば対戦する可能性がある強豪は、その前に日本の気候と“一戦”を交える。(宇山友明)

■大変な環境

 「(ボールが)せっけんのように感じた」「まるで雨の日のようだった」-。9月30日にノエスタで行われたスコットランド-サモア戦。試合後、両チームの選手たちは戸惑いを隠さなかった。

 キックオフ直前の午後7時の神戸市の気温は29・1度で、湿度は63%。だが、屋根が閉めきられたスタジアム内はさらに蒸し暑く、選手たちはパスやボールキャッチのミスを連発。ラグビーではボールを前に落とすと「ノックオン」という反則になり、相手にボールを奪われてしまう。

 攻めあぐねていたスコットランドはボールをパスでつなぐだけでなく、キックパスやドロップゴールに活路を見いだしたが、ボールを手で扱う際のミス「ハンドリングエラー」は13回。スチュアート・マキナリー主将は「大変な環境で、タフだった」と嘆いた。

■公平な条件で

 今大会の全国12会場のうち、開閉式の屋根を備えているのはノエスタと昭和電工ドーム大分(大分市)、豊田スタジアム(愛知県豊田市)の3会場。ただし、豊田スタジアムは費用などの問題で平成27年から屋根の使用を停止している。

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