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同組ライバルにも惜しみなく声援 日本のラグビーファンが示すノーサイド精神

 アイルランドのジャージー姿で観戦していた兵庫県川西市の会社員、岸翔太さん(23)は「せっかくの自国開催のW杯なので、日本代表じゃなくても応援したい。ライバルチームでもトライを決めればうれしいし、必死にプレーしている姿には敵とか味方とか関係なく感動する」と話す。

「3トライ以下で勝って」

 もっとも、アイルランドは目下、日本と8強入りを争っているだけに、複雑な部分は当然ある。

 オーストラリアのシドニー在住の高校教師、大城芳也さん(24)は「きょうはアイルランドを応援しているけど、3トライ以下で勝ってほしい」と微妙な本音をぽろり。4トライ以上を挙げればボーナス点が与えられ、日本との1次リーグ突破争いで有利になるからだ。

 もともと音楽や文化が好きでアイルランドを応援しているという東京都板橋区の会社員、大仲千恵さん(50)はこの日は心置きなく声援を送れたが、困ったのは9月28日の日本-アイルランド戦。「アイルランドが点を入れた瞬間はうれしかったが、やっぱり日本にも頑張ってほしいと思い、複雑な気持ちだった」という。

選手たちも日本流で

 日本の観客がA組のライバルに声援を送ったのは、この試合だけではない。9月30日に同スタジアムで行われたスコットランド-サモア戦でも、その後、日本と対戦する両チームにエールが送られた。

 スコットランドの勝利が決まると、スタンドでは日本人とスコットランドサポーターがハイタッチしたり、抱き合ったり。試合後には会場付近で英ロックバンド、ビートルズの代表曲の一つ「ヘイ・ジュード」を熱唱。持参したラグビーボールでミニゲームをしたり、飲食店でジョッキを交わしたりする姿もみられた。

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