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日本国籍の確認求め提訴、統治下台湾生まれの3人

 日本統治下の台湾で生まれ育ちながら、戦後に日本国籍を喪失したとされるのは不当として、台湾人の男性3人が4日、日本国籍があることの確認を国に求める訴訟を、大阪地裁に起こした。

 訴状や関係者らによると、原告は元日本軍属の楊馥成(ようふくせい)さん(97)ら。いずれも日本の領土だった台湾で生まれ、戦中も台湾出身の日本人として過ごした。

 日本政府は、昭和27年4月のサンフランシスコ平和条約発効をもって台湾などの領土権を放棄。また37年12月の最高裁判例は、27年8月の日本と中華民国(台湾)との日華平和条約発効により、台湾系日本人は日本籍を喪失した、との判断を示している。

 これに対し原告側は「何人もほしいままに国籍を奪われない」とした国連の世界人権宣言や幸福追求権を規定する憲法13条に照らし「本人の同意なしに国籍を剥(はく)奪(だつ)されることはない」と主張。「今も生まれたときと変わらない日本人であり、国籍を持ち続けている」と訴えている。

 法務省民事局は「何もお答えできません」としている。

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