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【大学の力】龍谷大柔道部 監督とコーチ、夫婦二人三脚で歩む常勝軍団への道

練習に臨む龍谷大女子柔道部メンバー=6日午前、京都市伏見区の龍谷大(永田直也撮影)
練習に臨む龍谷大女子柔道部メンバー=6日午前、京都市伏見区の龍谷大(永田直也撮影)
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 龍谷大(京都市伏見区)の柔道部は1902年創部で、120年近い歴史を誇る。部員は男子20人、女子24人の小所帯ながら、女子は昨年10月、全日本学生柔道体重別団体(兵庫・尼崎市)で悲願の日本一に輝いた。メンバーは中高時代に顕著な成績を残した選手ばかりではないが、就任16年目の堀田幸宏監督(39)と、妻のいづみコーチ(41)が二人三脚で強化を進めた結晶だ。「一人一人きちんと目が届くので、丁寧に教えられるのが強み」と堀田監督。女子は今月19、20日に開催される同大会で2連覇に挑む。(岡野祐己)

 堀田監督は2002年春に同大学を卒業。実業団で選手生活を送りながら03年は母校の柔道部コーチを兼任した。当時の監督が男子、堀田監督が女子の指導にあたったが、いきなり女子を教えることの難しさに直面した。

 当時の最上級生部員は、堀田監督が4年生だったときの1年生。「指導者というより兄貴みたいな感じだった」という。一人の選手を重点的に指導すれば「なんであの子ばかり」と不満が噴出した。

 他大学の指導者に教えを請うと、「女子はまんべんなく教えることが大事」と助言された。声を掛ける回数を数えながら、接する機会を平等にした。1年コーチを務め、監督に就任したが、男子寮はあるのに女子寮がなかったことに疑問も感じた。「生活からきちんと正さないと勝てない」。大学近くに4階建てのマンションを見つけて借り、練習に集中できる環境をつくった。

◆  ◆  ◆

 芽が出始めたのは、監督就任10年目。全日本学生柔道体重別選手権で西川真帆が初優勝を飾り、団体でも関西学生女子柔道優勝大会を制覇。高校の指導者からの評価が上がり、有望な選手が入学する好循環が生まれた。気になる選手がいれば積極的にスカウトする。基準は「素直で一生懸命な子」。高校に出向き、生徒と向き合って勧誘することを鉄則としている。

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