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京都・向日市職員、死体遺棄認める 京都地裁で初公判

 京都府向日市のアパート駐車場でシートにくるまれた女性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の罪に問われた同市地域福祉課の主査、余根田渉被告(30)の初公判が2日、京都地裁(柴山智裁判官)で開かれた。余根田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 事件では、余根田被告がケースワーカーとして担当していたアパート住人の橋本貴彦被告(55)が、同居していた小林美雪さん(43)に暴行し死なせたとして傷害致死などの罪で起訴されている。

 検察側は冒頭陳述で、余根田被告は橋本被告からの長時間の電話対応を余儀なくされるうちに「面倒を避けるため要求を受け入れるようになった」と指摘。弁護側は、橋本被告から連日クレームや恫喝(どうかつ)の電話を受けていたとし「恐怖から強い従属関係にあった」とした上で、「職場で組織的に対応すべきだったが1人で抱え込まされ、精神的に疲弊していた」と主張した。

 起訴状によると、橋本被告らと共謀し、6月上旬、橋本被告の自室で小林さんの遺体を大型冷凍庫に入れ、業者に2階の余根田被告名義の部屋に運ばせた。その後、駐車場に遺体を遺棄したなどとしている。

 一方、同じく死体遺棄の罪に問われた住居不定、無職の図越(ずごし)幸夫被告(52)の判決公判も2日開かれ、柴山裁判官は「(橋本被告の)従属的な立場にあったとしても、責任は軽視できるものではない」として、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。

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