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台風15号復旧「プッシュ型応援」成果 関西電力、昨年の教訓生かす

定例会見を行なう関西電力岩根茂樹社長=26日午後、大阪市北区
定例会見を行なう関西電力岩根茂樹社長=26日午後、大阪市北区
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 台風15号の影響で長期化した千葉県内の大規模停電の復旧作業で、関西電力は26日、東京電力パワーグリッド(PG)への応援派遣に、協力会社を含め延べ1000人以上を派遣したと発表した。全国の大手電力各社からの派遣は計約9000人にのぼったという。関電の岩根茂樹社長は、昨年9月に関西地方を襲った台風21号を教訓に「機動的な対応ができた」と評価した。

 岩根氏は26日の定例記者会見で、千葉への復旧支援がスムーズに進んだ理由に「プッシュ型応援派遣」を挙げた。被災した電力会社から支援要請がある前に、ほかの電力会社が準備を進める仕組みで、今夏に大手電力10社間で導入された。

 関電は台風15号が千葉市付近に上陸した9日、東電PGの要請を受けて第1陣として人員27人と車両12台を派遣。その後も、追加の要請を受ける前に準備を進め、24日までに延べ1043人と高圧発電気車、高所作業車などを現地に送り込んだ。

 関電は昨年の台風21号での被害を受けて災害対応の検証委員会を設置し、停電を早期に復旧させるための取り組みを進めており、プッシュ型応援派遣の重要性を認識していた。

 台風21号では、被災地への電力各社の応援は400人程度だったが、今回の台風15号では大幅に増加した。岩根氏は「大規模な応援ができたと評価したい。派遣の効果は今後検証を進める」と述べた。

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