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大津園児死傷事故で重傷女児の両親、今も「頭が混乱」

取材に応じる大津園児死傷事故で重傷を負った女児の母親(代表撮影)
取材に応じる大津園児死傷事故で重傷を負った女児の母親(代表撮影)

 大津市の交差点で5月、散歩中だった保育園児らの列に車が突っ込み16人が死傷した事故で、重傷を負った女児(2)の両親が、秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせて報道機関の取材に応じ、母親が「現実として受け入れられない。本当に事故があったのか。頭が混乱している」と胸の内を明かした。

 母親は、事故から時間がたつにつれ、笑顔も見せるようになった女児の様子を喜ぶ一方、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われ、公判中の新立文子被告(53)に対しては「時間が戻ることはなく、全て許せるわけではない。しっかり罪を償ってほしい」と話した。

 事故が起きた5月8日、母親は会社で会議中に保育園からの着信が何件も入っていたことに気づいた。急いで電話に出ると、娘が事故に遭ったことを知らされた。事故から4カ月以上たった今も、仕事へ行くたび「また保育園から電話がかかってくるのでは」と不安な気持ちになるという。

 女児は事故から約2カ月後に退院し、通院は今も続く。退院する日には、帰宅する車中で「お家大好きよ」とうれしそうに話していたという。父親は「これから娘が事故のこと思い出して悲しくならないよう、前向きに娘と接していきたい」と語った。

 事故では伊藤雅宮(がく)ちゃんと原田優衣ちゃん=いずれも当時(2)=が死亡。2人は女児とも仲が良く、一緒に遊んだり、写真に写ったりしていた。母親は「まだ信じられない。(娘の)話の中に出てきた子供たちだったので、時間がたったら戻ってきてくれるんじゃないかなと思う」と涙ながらに語った。

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