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みやま市長が差別表現引用 「無頼漢の子孫は病人」

記者会見で謝罪する福岡県みやま市の松嶋盛人市長=13日午前、みやま市役所
記者会見で謝罪する福岡県みやま市の松嶋盛人市長=13日午前、みやま市役所

 福岡県みやま市の松嶋盛人市長が、無頼漢の子孫は精神や肉体を病む者、犯罪者が多いとする調査報告を引用した文書を作成し、職員研修で配布していたことが13日、分かった。12日の市議会一般質問で、市議が「差別と偏見に基づく表現だ」と批判した。

 市議によると、文書は「人間の『徳』について」と題し、8月26日に開かれた管理職向けの研修で配布。140年以上前の米国の家系調査報告を取り上げた月刊誌を引用し、1720年生まれの「怠惰な無頼漢」の家系は、6代にわたり「約1200人が精神や肉体を病む者や犯罪者」などと記した。

 一方、同年代生まれの神学者の子孫は大学教授や学校長になったと指摘し、「『徳』の有無がいかに家族や子孫に大きな影響を及ぼすか。肝に銘じなければならない」と論じた。

 市長は元みやま市立中学校長で現在1期目。差別的な表現だと批判した市議によると、市長は「道徳教育の一環だったが、そうとらえられるのは残念だ」と述べた。市秘書広報課は13日、文書の配布を認め「対応を協議している」とした。

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