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駄菓子3千種類! 日本一の店が好調な理由

「日本一のだがし売場」の所在地
「日本一のだがし売場」の所在地
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 こうした中、秋山秀行社長が平成11年に就任して以降、倉庫を使った廃棄予定の菓子の安値即売会を始めた。賞味期限が迫った菓子は小売店から返品され、廃棄されてしまう。桜間博史営業部長は「創業以来の“もったいない”の精神があり、小売り販売につながった」と打ち明ける。

 小売りに本格的に乗り出そうと23年4月に店舗をオープン。当時は倉庫の一角を使い売り場面積は100平方メートル程度。ほとんど売り上げが出ない日もあったが、徐々に規模を拡大し、27年には店の外に「日本一のだがし売場」のノボリを立てた。「『日本一』と言うことが先にあった。有言実行だった」(安達さん)。

 バスの誘致活動など地道な活動が功を奏し、やがてメディアで取り上げられ、会員制交流サイト(SNS)でも注目される存在になった。今年11月には隣接する倉庫も売り場として活用し、現在の1千平方メートル弱から2・5倍の2500平方メートル程度に広げる計画だ。

駄菓子で世界を笑顔に

 同社がもうひとつ力を入れるのが駄菓子の普及啓発だ。

 27年、秋山社長を中心に、駄菓子の関係業者でつくる団体「DAGASHIで世界を笑顔にする会」を設立。今年8月には一般社団法人となり、140社の構成となった。垂仁天皇に仕えた「菓子の祖」とされる田道間守(たじまもり)公の命日にちなみ、3月12日を「だがしの日」として各地でイベントを実施し、規模を拡大している。

人気のお菓子「うまい棒」のコーナー。記念撮影もできる=9月、岡山県瀬戸内市
人気のお菓子「うまい棒」のコーナー。記念撮影もできる=9月、岡山県瀬戸内市
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 来年のだがしの日は、東日本大震災や西日本豪雨の被災地で、菓子で作った「トーチ」を手に子供たちと五輪経験選手が走る「製菓リレー」を企画。桜間営業部長は「当日は『駄菓子と笑顔の交換日』としたい。店も、日本一笑顔あふれる売り場にしていきたい」と意気込んでいる。

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