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どうする近鉄、JR西日本、牙城の「奈良」に臨時特急運行

「まほろば」に使用される287系車両
「まほろば」に使用される287系車両
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 JR西日本が、近鉄グループホールディングス(HD)の“牙城”にあたる奈良に攻勢を強めようとしている。3月に「おおさか東線」(新大阪-久宝寺間)が全線開通し、関西線と直結したのを受け、11月から新大阪-奈良間をノンストップで結ぶ特急を臨時運行する。奈良県内に主要路線を持つ近鉄には脅威になると思われそうだが、逆に「近鉄にとってもプラス」(広報)とむしろ歓迎する向きもある。秋の行楽シーズンを控え、京都、大阪の訪日外国人客(インバウンド)のにぎわいに比べて、宿泊者数などで伸び悩む奈良。JR西の力も借りて、商機を得ようとする思惑もある。   (黒川信雄)

「まほろば」通年運行を視野

 「私たちはこれまで、奈良という地域を十分に活用できていなかった。その状況を打破したい」

 大阪市内での8月22日の会見で、JR西の森川国昭執行役員はこう意気込んだ。

 同日、11~12月上旬に新大阪-奈良間を直通する臨時特急「まほろば」を運行すると発表。土日を中心に計13日間、1日1往復させる。新幹線を利用して関西に来る観光客を奈良に引き込む狙い。森川氏は通年運行も視野に入れる。

 旅行業界関係者は「まほろばの運行開始で、指定席がとれる特急と、新幹線を組み合わせた奈良への旅行商品の販売が可能になる」と算段する。

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