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パナソニック「違いがわかる焙煎プロ」養成へ ネットでコーヒー講座

焙煎機購入者はコーヒーの講座を受講できる
焙煎機購入者はコーヒーの講座を受講できる

 パナソニックが、カフェで働く人らを対象に、コーヒーの焙煎(ばいせん)に関する知識や技術をインターネット上で学べる「eラーニング」講座を始めることが7日、分かった。同社の焙煎機を使い、豆の産地や焙煎の度合いによる味の違いを実践形式で学ぶことができる。コーヒー業界では、豆の品質や焙煎にこだわる「サードウエーブ(第3の波)」と呼ばれるカフェが増えており、同社は講座を通じてこうした新しい需要を取り込みたい考えだ。

 講座名は「コーヒービーンズマスター」で、10月中に開講予定。コーヒー初心者が基礎知識を習得したり味覚を鍛錬したりするための「ジュニアコース」と、中級者による商品開発や品質管理を含む「シニアコース」を用意する。

 同社の焙煎機を購入した個人や法人が対象で、受講を始めてから半年間は繰り返し学習できる。カフェの店員のようにコーヒーのプロフェッショナルを目指す人たちに、技能の向上や商品開発に役立ててもらう狙いがある。受講料は、教本や教材用の生豆とセットで税別4万~5万5千円を予定している。

 パナソニックは平成29年に、調理家電と食を組み合わせた新規事業開発の第1弾として、スマートフォンと連携させることでプロの焙煎方法を再現できる家庭向け小型焙煎機(税別10万円)をネット限定で発売。あわせて専門家が選んだ世界各国の生豆を毎月定額で届けるサービス「ザ・ロースト」を始めた。

 昨年からは、焙煎方法を自在に設定できる上級者向けの焙煎機(同25万円)も展開。豆50グラム当たり約15分という焙煎の早さや、味の再現性が高いことなどが特長で、カフェや専門店による購入も増えている。豆の品質確認や、商品の味作りのために少量を焙煎する際に便利だという。

 コーヒー業界では近年、100円で飲める「コンビニコーヒー」の需要が伸び続ける一方、「ブルーボトルコーヒー」に代表されるサードウエーブ店も勢力を拡大している。パナソニックの担当者は「消費者がカフェや専門店の焙煎に求めるレベルは上がっている。この講座をプロ人材の育成や店舗のレベルアップに活用し、より多様性のあるコーヒー文化を一緒に育てていきたい」と話している。

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