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大阪の動物園に“ウォンバット命”公式アイドル

釧路市動物園を訪問したKeeperGirlsのメンバーら=北海道釧路市
釧路市動物園を訪問したKeeperGirlsのメンバーら=北海道釧路市
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 大阪府池田市の「市立五月山動物園」には公式PRアイドルユニットがいる。同市観光大使も務める「KeeperGirls(キーパーガールズ=略称・キパガ)」だ。キパガは五月山動物園の売りでもあるウォンバットをオーストラリアから誘致したこともあるほどの“敏腕”。現在は動物園とウォンバットについて全国に知ってもらうための活動を続けている。

 全国の動物園をめぐるという目標に向けた第1弾として、メンバーは今年6月、北海道釧路市の「釧路市動物園」を訪れた。訪問に当たっては、釧路市出身で関西を拠点に活動しているクリエーティブアイドル、秋葉令奈さん(32)とともにクラウドファンディングを実施。目標額20万円を超える約30万円が寄せられた。

 園内のステージで特別イベントが行われ、キパガのメンバーらが曲を披露するなどして交流。「公立の動物園にアイドルがいるとは…」。釧路市動物園の古賀公也園長(59)はキパガの存在に驚きながらも、「これを機会に大阪からたくさんの人が来てくれれば」と期待を寄せた。

 キパガは平成27(2015)年8月、五月山動物園で飼育しているウォンバットを次世代に残すために結成された。

 同園で飼育しているウォンバットの「フク」にお嫁さんを連れてくるために、動物園のある池田市内などのイベントに出演して募金活動を展開。同市のふるさと納税なども活用して1500万円超を集めて、オーストラリアから新たに3頭のウォンバットを誘致することに成功した。

 現在、日本国内には7頭のウォンバットがいるが、キパガの活躍などもあって、五月山動物園では5頭が飼育されている。

 同園では池田市を「ウォンバット市」として売り出したいとしており、キパガのメンバーらは「全国の動物園を回り、ウォンバットの存在を知ってもらいたい」と目標を掲げる。今回の釧路訪問は、その第一歩だ。

 キパガのメンバーの木村琴音さん(20)は「目標への一歩が踏み出すことができてうれしい」と話していた。

【用語解説】ウォンバット

 オーストラリアに生息する有袋類の草食動物。“地上のコアラ”とも呼ばれ、愛くるしい表情が特徴的。体長は約1メートル。後方に生まれた子供を育てるための袋である育児嚢(のう)を持つ。全身筋肉質で、鋭いツメと歯がある。普段は温厚だが巣穴や縄張りを守るために攻撃的にもなる。

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