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紀伊半島豪雨8年 難逃れた廃校舎をにぎわい拠点に

 第1弾は昨年12月、廃校舎に宿泊してリースづくりを楽しんだり、地元で取れたイノシシやシカを鍋にしたりする催しだった。県内外から集まったのは15家族約50人。プロジェクトを立ち上げた五條市大塔支所の地域おこし協力隊、村上祥隆(よしたか)さん(55)は「町ににぎわいが戻った感じだった。人が集う場所にできると思った」と振り返る。

 その後は障害のある児童の発達をサポートする「森のがっこう」や、地元住民を対象とした「健康体操」などを企画。今月7日まではドイツ在住のダンサー、布谷佐和子さんら男女7人が廃校舎に短期滞在し、コンテンポラリーダンスの創作活動に没頭中だ。

 今後は看護小規模多機能型居宅介護の事業所開設を目指しており、村上さんは「廃校舎を拠点に地域の皆さんが助け合えるようなコミュニティーを作り、町を元気にしたい」と力を込めた。(石橋明日佳)

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