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ラピート亀裂は計8カ所に 通勤電車でも過去に10カ所以上 台車検査見直し求める声も

特急「ラピート」などの台車から亀裂が見つかり、会見する(左から)南海電鉄の山田健太郎車両課長、吉田実車両部長=30日午後、大阪市中央区(寺口純平撮影)  
特急「ラピート」などの台車から亀裂が見つかり、会見する(左から)南海電鉄の山田健太郎車両課長、吉田実車両部長=30日午後、大阪市中央区(寺口純平撮影)  

 特急「ラピート」で台車から重大インシデントに認定された亀裂が見つかった南海電鉄。ラピートでは平成29年11月と今年4月にも亀裂が確認されており、今回発見されたものを含めると亀裂は計8カ所見つかったことになる。通勤電車でも26年度以降、10カ所以上の亀裂が見つかっている。

 南海は30日の会見で「運行上支障はなかった」との見解を示したが、他の鉄道会社と比較しても、亀裂の件数は多いことが、国土交通省のまとめで明らかになっている。

 鉄道の台車の亀裂は、南海だけの問題ではない。東京都と埼玉県を結ぶ東武東上線では28年、亀裂が原因で一部車両で脱線。JR西日本も29年に新幹線のぞみで台車が破断寸前で見つかり、新幹線初の重大インシデントとして認定され、厳しい批判を浴びた。

 今回のラピートで見つかった亀裂について、南海は「破断からほど遠く、直ちに列車の安全性に支障がない」と説明する。点検で亀裂が小さい段階で見つかれば、致命的な事故にはならないというわけだ。

 とはいえ、南海で発見される亀裂の確認数は他の私鉄に比べると目立つ。国交省のまとめでは、26~29年度に全国の鉄道会社から寄せられた台車の亀裂やブレーキの故障など「車両障害」に関する報告は39件。このうち3件が南海の台車の亀裂に関する報告だ。

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