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京都造形芸大が京都芸術大に改名へ 「混乱招く」と京都市立芸大

 京都造形芸術大(京都市左京区)が令和3年の開学30周年を控え、来年4月に「京都芸術大」に校名変更することが28日分かった。彫刻や絵画など「造形芸術」の枠を超え、幅広い芸術の実現に取り組むとしているが、既存の京都市立芸術大(同市西京区)が「名称が酷似する」と反発、波紋が広がっている。

 洋裁学校を前身とする京都造形芸大は平成3年に開学。同大は「開学30周年を迎えるのに加え、開学当初の3学部から17学部に増え、『造形芸術』という枠にとどまらない」と名称変更の理由を説明する。すでに文部科学省からも認可を受けているという。

 これに対し、明治13(1880)年、日本初の公立の絵画専門学校として開設された京都府画学校を母体とする京都市立芸術大は「大きな混乱を招く」と反対している。同大の赤松玉女(たまめ)理事長は「中止再考をお願いしてきたが、聞き届けていただけず残念」とコメント。大学関係者は「当事者間で解決できなければ法的措置も検討している」とする。

 校名変更の動きには、京都市の門川大作市長も「驚愕(きょうがく)している」と問題視。「京都造形芸大には今一度、新しい名称を再考するよう望む」と求めた。

 京都造形芸大は改称後の略称について学校法人瓜生山(うりゅうやま)学園からとった「瓜芸」を使用するとし、「(京都市立芸術大と)混同と混乱は生じないが、今後も協議を続けたい」と話した。

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