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【京アニ放火】石田敦志さんの父親会見詳報(上)「石田敦志というアニメーターを忘れないでください」

 社長の奥さまの八田陽子専務がわざわざ対応されて、「この業界に息子さんを送り出すのはさぞご心配でしょう。でもお父さんご安心ください。弊社で3年頑張れば、この業界どこにいっても通用する人材になることは間違いありません。そういう人材しか採用していません。どうか応援してやってください」とのことでした。

 私はそのころには既に京アニファンになっておりましたから、「素晴らしい作品を生み出した京都アニメーションで、息子がお手伝いできるのは大変光栄です」と応じると、八田専務は「そうではありません。お父さん、手伝うのではなく一緒に作るんです」と。まだ入社してもいない息子を一人前として処遇する八田専務の言葉に、大変感激したのを今でも鮮明に覚えています。

 その後、今回被害に遭った第1スタジオに案内してくださり、有名な監督たちを直接紹介していただき、感激もひとしおでした。最後に玄関口でごあいさつをと思ったときに、その壁に私が京アニ作品の素晴らしさに出会った最初の作品である「AIR」のポスターが目に入りました。私が別れのごあいさつのつもりで「こんな素晴らしい作品のお手伝いをさせていただけるなんて」と言い終わらないうちに、今度は村元(克彦)部長が「いいえ違いますお父さん、一緒に作るんです」とのことでした。その言葉でこれは単なる外交辞令ではないと感じ、ここなら大丈夫だと確信したことを昨日のことのように覚えています。

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