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南海、高野線に駅舎ホテル おにぎりスタンドも

高野下駅の「駅舎ホテル」のイメージ(南海電鉄提供)
高野下駅の「駅舎ホテル」のイメージ(南海電鉄提供)
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 南海電鉄は、和歌山県九度山町内の高野線高野下駅に関西初という「駅舎ホテル」を、九度山駅にはかまどで炊いたおにぎりを提供する「おにぎりスタンド」を整備すると発表した。すでに両駅とも改修工事に着手しており、11月初めの開業を目指す。広報担当者は「駅や周辺の整備充実に取り組み、参詣道歩きの出発点としてのにぎわいを復活させたい」と話している。

 同社などによると、訪日外国人(インバウンド)らが増えている高野山では現状、宿坊などはある一方、山麓には宿泊施設が比較的少ない。ただ、高野下駅のある椎出(しいで)地区は、かつては高野山への参拝客が宿泊した旅館が多く存在したという。また、九度山駅近くは高野参詣道「町石道」の入り口でもある。

 そのため同社が、インバウンド需要の一層の獲得や交流人口の拡大などを目指し、トレッキングルートを提案する一環として企画。改修では、各地で古民家を再生した宿泊施設などを手掛けた実績のある株式会社「NOTE」(兵庫県丹波篠山市)と連携した。

九度山駅の「おにぎりスタンド」に備えるかまどのイメージ(南海電鉄提供)
九度山駅の「おにぎりスタンド」に備えるかまどのイメージ(南海電鉄提供)
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 ホテルは、大正時代建築の高野下駅舎を改修してオープンする。2室(2人部屋と4人部屋)を備え、宿泊料金は、いずれも1室3万1500円を予定。

 内装には、実際に使われていた運転席なども活用。地元を流れる不動谷川や電車、ホームを眺められるようにする。駅舎内の宿泊施設は、JR函館線の比羅夫(ひらふ)駅(北海道倶知安(くっちゃん)町)などがあるが、関西では初めてという。

 一方、おにぎりスタンドは、大正期建築の九度山駅舎そばに設ける。かまどを3台設置し、かまど炊きのおにぎりなどを提供。改札口外からも購入できるようにし、飲食スペースも整備するとしている。

 岡本章町長は「町内には食事や宿泊のできる施設が少ないので、町としても非常にありがたい。地域の活性化にきっとつながると思う」と期待していた。

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