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東日本大震災の被災地訪問 兵庫・豊岡の高校生ら

被災した大川小学校を訪れた生徒ら=宮城県石巻市(豊岡総合高提供)
被災した大川小学校を訪れた生徒ら=宮城県石巻市(豊岡総合高提供)
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 兵庫県豊岡市の県立豊岡総合高校インターアクトクラブの生徒10人と大岡学園高等専修学校の生徒8人が今月上旬、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市などを巡った。震災から8年。被災地を見学した生徒たちは「復興はまだ終わらない」と実感した。

 同クラブや大岡学園では被災地支援のボランティア活動として毎年、現地を訪れている。一行は6日夕に豊岡市をバスで出発。7日朝、大津波で児童74人と教師10人が犠牲となった石巻市の大川小学校で犠牲者に献花した。

 総合高2年の太垣亜依さん(16)は「昨年訪れたときは雨でしたが、今年は晴れで外をしっかり見ることができた。震災前に家が立ち並んでいたところは草むらで、チョウチョウが飛んでいる光景は(亡くなった)子供たちが遊び回っているように感じた」と話した。

 また、被災者約200人が避難したという地元神社の宮司から震災当時の状況を聞いた。神社では寒さで神事に使う祝詞の紙を燃やして暖を取ったことや、誰もが無口となり、精神的に大きなダメージを受けたことを知った。

 翌8日には、津波で被災した気仙沼市の気仙沼向洋高校を訪問。生徒たちは昨年8月に完成した新校舎を見学したり、相互の学校紹介や防犯ワークショップなどで交流を深めた。

 総合高1年の北出大路君(15)は「被災地に来るまでは『復興はほとんど終わっている』と思っていたが、津波で家などが流されて更地も多く、復興はまだ終わらないことを感じた」と語った。

 被災地に生徒たちを引率した教諭は「震災を学ぶため、今後も被災地の訪問活動を続けたい」と話した。

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