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台風10号 和歌山・日高川で護岸の一部崩落

大雨の影響で約50メートルにわたって崩れた日高川の護岸=和歌山県日高川町(和歌山県提供)
大雨の影響で約50メートルにわたって崩れた日高川の護岸=和歌山県日高川町(和歌山県提供)

 西日本を縦断した大型の台風10号により、和歌山県内各地は15日夜から16日にかけ大雨に見舞われた。避難指示や避難勧告も相次いで出され、一時22市町で約940人が避難した。日高川町では日高川の護岸が約50メートルにわたって崩れ、文化財も被害を受けた。一部道路が土砂崩れのため通行止めとなり、鉄道やフェリーは16日も一部で運転を見合わせるなど影響が残った。

 県のまとめによると、降り始めからの累積雨量は田辺市の大杉で857ミリ、同市の兵生(ひょうぜい)で846ミリを観測。1時間当たりの最大雨量は有田川町川合で59ミリに達した。

 15日から16日にかけて、田辺市と新宮市、古座川町で避難指示、有田市や白浜町など12市町に避難勧告が出された。

 日高川町早藤の日高川では、コンクリートで舗装された護岸が長さ約50メートルにわたり崩落。同町鐘巻のレストランが床下浸水したほか、重要伝統的建造物群保存地区にある湯浅町湯浅の旧栖原(すはら)家では、土壁が高さ約3メートル、幅2メートルにわたって崩れた。

 道路は海南市や高野町の一部で土砂崩れのため通行止めとなった。

 交通の便も乱れた。JR線は、16日も新大阪と新宮・白浜方面を結ぶ特急「くろしお」が上下23本運休。和歌山線は午前11時過ぎまで、紀勢線は午後2時過ぎまで運転を取りやめ、計約2万人に影響した。和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーも午後までの便が欠航した。

 県の担当者は「今回のように台風通過後の夜中に雨が強まるケースもあるので、今後も早めの避難を心がけてほしい」話した。

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