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前人未到の千試合出場 衰え知らずG大阪・遠藤は「普段通り」

前人未到の公式戦千試合出場を果たしたガンバ大阪の遠藤保仁=8月2日、ノエビアスタジアム神戸(甘利慈撮影)
前人未到の公式戦千試合出場を果たしたガンバ大阪の遠藤保仁=8月2日、ノエビアスタジアム神戸(甘利慈撮影)

 サッカーJリーグ、ガンバ大阪の元日本代表MF、遠藤保仁(39)が2日に行われたJ1リーグのヴィッセル神戸戦で、Jリーグや天皇杯、日本代表戦などを合わせた公式戦千試合出場を達成した。このうち代表戦の152試合出場は歴代トップで、J1の621試合はフィールドプレーヤー最多。22年の長きにわたり一線でプレーを続け、前人未到の金字塔を打ち立てた秘訣は、彼の口癖でもある「普段通り」に込められている。

変わらぬ存在感

 うだるような暑さの中で行われた神戸戦。ベンチを温めていた遠藤に出番が訪れたのは、チームが2-0とリードして迎えた後半19分だった。かつてガンバや日本代表で共にプレーしてきた宮本恒靖監督(42)は「ボールを握りながら時計の針を進める狙いがあった」と遠藤をピッチに送り出した意図を説明した。

 しかし、神戸の猛反攻の前に味方の運動量は落ち、脚が止まった。遠藤は慣れ親しんだ守備的MFの位置で懸命に攻守のバランスを取ろうとしたが、結局、終盤にPKなどで追いつかれて2-2の引き分け。自身の節目の試合を白星で飾ることはできなかった。それでも「(PKによる最初の)失点で相手が勢いづいてしまった。勝てる時もあれば、そうでない時もある」と、いつものようにひょうひょうと振り返った。

 今季の遠藤は若手を積極的に起用する宮本監督の方針の下、5月以降のリーグ戦はベンチスタートが多くなった。そんな状況でも淡々と自身の仕事に集中し、出場すれば、ピッチの中央でさすがの存在感を放つ。ここぞという場面で前線の選手に出す、しびれるようなパスもいまだ衰えを見せない。

紆余曲折のサッカー人生

 視野の広さに先を読む戦術眼、パスの精度…。遠藤のプレースタイルの特徴だが、そうした能力がもともと備わっていたわけではない。

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