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機運しぼんだサマータイム、役割終えたのか 人件費削減などで効果も

 アシックスは29年に、サマータイムと、始業・終業時間を自由に決められる「フレックスタイム制度」を導入。ただ今年はサマータイムを廃止し、勤務時間帯を完全に自由にする「フルフレックスタイム制度」に完全移行した。同社は「サマータイムで勤務時間をしばるより、自律的な働き方に重点を置いた」という。

働き方見直しの契機

 永浜氏は「サマータイムの導入を検討する会社は、メリットとデメリットをよく考慮すべきだ」と指摘する。一方で、「サマータイムを始めたことで現在の時短勤務やテレワークなどにつながった」(池田泉州銀)など、企業にとってはサマータイムが働き方見直しの契機になったともいえる。多様な働き方を求め、企業の模索は続きそうだ。(岡本祐大)

◇  ◇

 【用語解説】サマータイム

 夏場に企業などで勤務時間を1~2時間繰り上げる試み。酷暑対策や、終業後の時間の有効活用などにつながるとされる。国内では平成23年の東日本大震災後、節電を目的に一部企業が取り入れ、広がった。欧米などでは国や地域全体で取り入れる例も少なくない。2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として日本でも導入が検討された。

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