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八戸学院光星、背番号18の沢波が決勝打 壮絶な乱打戦制す

【第101回全国高校野球】八戸学院光星(青森)-智弁学園(奈良) 9回、ファースト強襲の適時内野安打を打つ八戸学院光星・沢波大和=甲子園球場(撮影・岩川晋也)
【第101回全国高校野球】八戸学院光星(青森)-智弁学園(奈良) 9回、ファースト強襲の適時内野安打を打つ八戸学院光星・沢波大和=甲子園球場(撮影・岩川晋也)

 しびれるような場面で初打席が巡ってきた。八戸学院光星は一度は6点リードを逆転されながら、8-8に追いついて迎えた九回2死満塁。打席に入ったのは、八回から守備で途中出場していた背番号18の沢波だった。

 「まさか自分に打席が回ってくるとは」と思いつつ、仲井監督から「強気でいけ」と送り出され、「やったるぞ、という気持ちだった」

 初球の内角直球を迷わず強振。一塁強襲の適時内野安打で、壮絶な乱打戦に決着をつけた。

 甲子園出場を目標に奈良から青森へ進学。1年秋に左膝半月板、2年秋に右膝半月板をけがし、手術と入院を経験した。

 「みんなの『待ってるからな』という言葉がうれしかった」

 腐らずにリハビリと練習に取り組んだ。身長160センチと小柄で、長打力もない。試合に出場するため「内野手の間を抜けるライナー」を打つ練習に汗を流し、今夏の青森大会で背番号をもらった。

 「全員野球」を掲げるチームにとって、控え選手は“伏兵”ではない。「背番号が一桁でも二桁でも、グラウンドに立った選手がレギュラー」と仲井監督。大接戦でつかんだ白星は、ナインの結束をより強くした。(岡野祐己)

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