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「悲しみも明日の糧に」大阪の詩人、神戸で個展  

書き上げた作品を手にほほえむ里みちこさん=大阪市(中井芳野撮影)
書き上げた作品を手にほほえむ里みちこさん=大阪市(中井芳野撮影)

 苦しみや悲しみも、優しい言葉でくるんで、自身の命を輝かせる糧にしていこう-。阪神大震災を機に詩を朗読する「詩語り」を始めた大阪市城東区の詩人、里みちこさん(72)が、思いを込めてつづった詩の個展「里みちこ17th 神戸店 Rebornの人へ」を神戸市中央区東川崎町のHDCギャラリーで開いている。12日まで。

 「植物のツタはお日さまの方向に伸びていく。言葉も、伝(ツタ)える相手が明るい方向に進んでいくように温かく贈りましょう」。人間関係が希薄になっているからこそ、里さんは言葉がつくる豊かな出会いを詩に込めてきた。

 平成7年の阪神大震災をきっかけに、被災者の心を癒やそうと詩語りを始めた。23年の東日本大震災では発生日の3月11日にちなみ、詩をつづった311枚のはがきを被災地へ送ったほか、大阪城公園(大阪市)では毎朝のように詩語りを行う。

 今回は、鬱病から立ち直った友人の歯科医に向けた詩「Rebornの人へ」や、亡くなった母親への追悼で生前に着ていたエプロンの端切れなどに般若心経を書いた作品などを、阪神大震災が発生した1月17日にちなんだ117点展示している。

 午前11時~午後5時。入場無料。期間中は毎日午後1時から里さんが詩語りを行う。問い合わせは同ギャラリー(078・366・2700)。

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