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【夏の甲子園】鳴門、8犠打飛で10得点…「時代に逆行」の堅実さ

第101回全国高校野球 鳴門(徳島)-花巻東(岩手) 勝利した鳴門ナイン=甲子園球場(恵守乾撮影)
第101回全国高校野球 鳴門(徳島)-花巻東(岩手) 勝利した鳴門ナイン=甲子園球場(恵守乾撮影)

 手堅く送り、チャンスメークした。鳴門は8犠打飛を決めて10-4で花巻東に快勝し、2回戦へ進んだ。今大会の出場校にも強打が持ち味のチームが多い中、「うちは時代に逆行する野球」と森脇監督が表現するように、つなぐ攻撃がきらりと光った。

 一回の先制点の場面でも犠打が生きていた。無死一塁で田口がきっちりと三塁の前へ転がす。2四球で2死満塁とすると、藤中が左翼へ3点二塁打を放った。昨年夏も甲子園を経験し、落ち着いて仕事をこなした田口は「バントが決まるとチームの雰囲気が上がる」と効果を実感した。

 春以降の練習試合では打線全体に犠打の失敗が目立った。「バントが決まるといいチームになる」。森脇監督の言葉で選手の意識が変わり、行動に移った。各自が全体練習後の自主練習で犠打に時間を割き、田口は30分間、コースを狙って球を転がし続けた。

 徳島大会のチーム打率は2割8分9厘と派手さはなかったが、5試合で計20犠打。「連打が難しいので、犠打や四球で粘ることが大事になる」と主将の塩唐松。監督、そして選手。理想の勝ち方を共有できていることが、鳴門の強みだ。(岡野祐己)

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