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大阪・枚方の寺院、墓地経営の許可狙い裁判所欺く? 「隣接地の所有者も了承」

 大阪府枚方市内の寺院が隣接地で墓地を経営しようと、以前から隣接地が寺の境内地だったと偽って所有権移転を求める訴訟を大阪地裁に起こし、請求を認める判決を不正に得た疑いがあることが8日、産経新聞の取材で分かった。訴えられた隣接地の所有者側も虚偽を了承していたという。新規に取得した土地では行政から墓地経営の許可が出ないため、境内地と偽る必要があった。裁判所を欺く「訴訟詐欺」に当たるとみられ、専門家は「双方が共謀したのなら極めて悪質だ」と批判している。

 関係者の話や地裁に提出された訴訟資料などによると、隣接地は寺院南東側の住宅用地約2千平方メートル。平成13年に地元不動産会社が購入し、その後、寺院側と同社側が隣接地で墓地の共同経営を計画した。

 ただ、大阪府の条例では新規に土地を取得した場合、住宅から100メートル未満の距離の場所だと原則墓地経営はできず、購入した隣接地はこの規定に該当する。一方、もともとの境内地なら例外的に墓地経営が可能。このため、寺院側は同社側の了承を得た上で、隣接地は数十年前から境内地だったと偽り、登記の誤りを理由とした所有権の移転を求める訴訟を大阪地裁に起こした。同社側は一切争わず、地裁は17年3月に隣接地を境内地と認める判決を言い渡した。

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