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【アシックス発 オリパラ奮闘記】東京五輪「おもてなし服」暑さ対策を重視

 7月19日に、アシックスが開発を担当した東京2020大会のフィールドキャスト(大会スタッフ)およびシティキャスト(都市ボランティア)のユニホームが、東京五輪・パラリンピック組織委員会から発表されました。昨年夏の本コラムでもボランティアユニホームの開発状況を紹介しましたが、そのユニホームがついに発表されたことになります。

 今回発表したユニホームの開発には約3年の月日を要しました。通常のスポーツ用品より、かなり長い時間をかけています。作製にあたってのコンセプトは「暑さ対策」「持続可能性」「多様性」の3点でした。

 まず「暑さ対策」。3つのコンセプトの中でも、もっとも重視したところであり、スポーツ用品メーカーとしての腕の見せどころでもありました。吸水速乾性はもちろんのこと、肌側には撥水糸を使用して、ウエアのベタつきを軽減する素材を採用しました。また、シャツの裾部分の両サイドに大きなスリットを入れて衣服内の通気性を良くする工夫も取り入れています。シューズについても、中敷きや靴底部分に多くの通気孔を設け、靴内に効率的に空気を取り込み、快適な状態を保つ構造にしています。

 「持続可能性」では、再生ポリエステル材や植物由来材を多く使用したり、糸を染色したりするときに、従来に比べ水の使用量を抑えた工程をとっています。「多様性」は、さまざまな年代、性別、国籍の方々が快適に活動できるよう、素材の透け感やシルエットにこだわっています。

 機能性ばかりに話がいきましたが、個人的には大会スタッフ・都市ボランティアの「ユニフォーム選考委員会」の皆さんが検討を重ねたデザインも気に入っています。フィールドキャスト、シティキャストともに大会カラーである「藍色」をベースに、日本らしく、また清涼感のあるカラーリングになっています。

 デザインは決定しましたが、生産はこれからです。来年の夏、大会を支える11万人の“キャスト”の皆さんに確実にお渡しできるように、引き続き全社一丸となって取り組んでいきます。

 (君原嘉朗=アシックス2020東京オリンピック・パラリンピック室室長)

きみはら・よしろう 昭和46年6月10日生まれ、福岡県出身。平成6年にアシックスに入社し、27年から現職。東京大会開催まで1年をきりました。2013年のブエノスアイレスIOC総会でのロゲ会長(当時)の「トーキョー」の開催都市発表から6年もたつんですね。ホント、時がたつのは早いです。

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