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「ヤドカリ出馬」は合法か

 政界関係者によると、男性が移り住んだ先は、全国に名をとどろかせた元大物国会議員が事務所を置いたビルで、神戸市内の繁華街に位置する。男性はビル一室に住民票を置き、選管に「自宅」と届けて市議選に出馬。当選を果たした。

 実際、この雑居ビルの一室は居住用に賃貸されることがあるのか。不動産会社の担当者は「部屋は事務所向けの物件で風呂も付いておらず、居住用のものではない」と説明する。

 男性は今回の市議選で、家族と暮らすA区ではなくB区から出馬した。たとえA区に住民票があってもB区から出馬することは可能だが、B区に住民票を移せば、報道などで記載されるのはB区の住所となる。

 地元密着アピールが目的で、B区内に仮住まいしたのでは-。そうした疑念を深め、男性にアポイントを取った上で取材を進めた。

 雑居ビルに移った時期について男性は当初、「はっきりと覚えていないが(告示直前の)2、3月ごろ」と説明。ところが、再取材した際は「12月末に引っ越した」と翻した。

 男性の許可を得てビルの室内を確認すると、浴室やベッドが備えられていた。浴室については「(元大物国会議員関係者の)知人が設置した」と説明。有権者に地元密着をアピールするために住民票を移したのかを率直に尋ねると、「繁華街に近く、使い勝手が良かったから。ただそれだけだ。間もなくビルの部屋を引き払い家族のもとへ戻る」などと述べている。

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