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京都・祇園祭の山鉾巡行、観衆を魅了

大勢の人でにぎわう祇園祭の山鉾巡行=17日午前、京都市下京区(彦野公太朗撮影)
大勢の人でにぎわう祇園祭の山鉾巡行=17日午前、京都市下京区(彦野公太朗撮影)

 創始1150年を迎えた京都・祇園祭は17日、前半のハイライトとなる前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行が行われた。「動く美術館」とも称される豪華な懸装品(けそうひん)に彩られた23基の山鉾が都大路をゆっくりと進むと、沿道に集まった観衆を魅了した。

 午前9時過ぎ、音頭取りによる「エンヤラヤー」の掛け声で、先頭の長刀(なぎなた)鉾が京都市中心部の四条烏丸をスタート。鉦(かね)や笛の祇園囃子(ばやし)が響く中、長刀鉾に乗り込んだ今年の稚児、中西望海(のぞみ)君(10)が、四条通に張られたしめ縄を太刀で切る神事に臨んだ。

 見せ場は交差点で山鉾の進行方向を90度変える「辻回し」。車輪の下に割り竹を敷き詰めて水を打ち、引き手たちが囃子に合わせて一斉に縄を引くと、山鉾がギシギシと大きな音を立てながら方向転換し、沿道から大きな拍手や歓声が沸き起こった。

 24日には後祭(あとまつり)の山鉾巡行が行われる。

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