PR

産経WEST 産経WEST

「冷房なし」で夏を乗り切れ! 奈良の学校で熱中症防止へ工夫

 県は今夏までの設置率100%を目指したが、6月末時点で達成したのは、39市町村のうち22市町村。自治体の財政事情による遅れのほか、統廃合のため閉校を控える河合第三小のように、そもそも設置されないという事情もある。

 同小では、昨夏の記録的な猛暑を受けて、昨秋以降、暑さ対策に乗り出した。ミストを噴射する扇風機以外に、体育館には扇風機4台と大型冷風機1台を置き、熱中症の警戒レベルを測る計測器も活用。教室では扇風機2台を稼働させ、全校児童約170人分の保冷剤も用意した。中西敬雄校長(59)は「こまめに休憩や水分補給をしてもらうように工夫している」と話す。

 御杖(みつえ)村では、1校ずつある小中学校について、令和3年度の開校を目指して統合する計画が進行中。両校にエアコンは設置されておらず、来夏まで扇風機や首回りを冷やすネッククーラーで暑さをしのぐ予定だ。

 県内では昨夏、児童らが熱中症とみられる症状で救急搬送される事案もあり、教育委員会関係者は「熱中症は子供の命に関わる問題。万全な対策を取っていく」と強調した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ