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「妻がやった」と口裏あわせ 大阪府警刑事部ナンバー2

 野田警視正は捜査1課などの刑事畑を主に歩み、平成27年に警視正に昇任。30年からは、特殊詐欺対策の指揮などにあたる刑事部ナンバー2の刑事部参事官を務めていた。

 府警内部では「賢い」「理論派」などの評価がある一方、「部下への指導が厳しすぎる」との声も。警部補時代に警察庁へ出向しており、このときに出版社関係者とのつながりができたという。

 府警の調査では、報酬を受け取っていたのは22年1月ごろから30年8月まで。この間には、2カ所の警察署長や警察学校の副校長などを歴任している。府警関係者は「要職にありながら、組織に隠れて民間会社から多額の現金を受け取っていたのは許されることではない」と指摘する。

 特に問題視されるのは、多額の報酬が昇任試験対策の問題集執筆の対価だったという点だ。

 警察の階級は下から巡査、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正などとなっており、主に警部までは法律知識などを問う筆記試験を経て昇任する。多くの警察官は対策問題集や参考書を購入して勉強するが、1冊数千円、年間で数万円の出費になることもある。

 ある府警幹部は「若手警察官らにとっては決して軽くない負担。警視正ほどの幹部がそれを利用して金もうけをしていたとなれば、組織がもたない。『知らない』では済まされなかった」と話している。

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