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【鬼筆のスポ魂】阪神・矢野監督は「ノムラの考え」を超えられるか

期待がかかる阪神・大山悠輔=甲子園球場(松永渉平撮影)
期待がかかる阪神・大山悠輔=甲子園球場(松永渉平撮影)

 矢野監督は“ノムラの考え”を超えられるのだろうか。プロ野球は10日に前半戦が終了、球宴期間を経て15日から後半戦がスタートする。セ・リーグは首位・巨人が48勝31敗1分けの貯金17で2位に9・5ゲーム差をつける独走状態。阪神は39勝41敗4分けの借金2でDeNAと並ぶ2位だが、矢野燿大(あきひろ)監督(50)が前半戦84試合で貫いた起用法がある。それが「4番・大山悠輔内野手(24)」だ。

 大山はセではただ一人、全試合で4番を打った。パ・リーグでも全試合4番は西武の山川だけ。残した数字は打率2割7分、10本塁打、50打点、得点圏打率は2割9分2厘。それなりの数字だが、チームの成績が下降線をたどると注目され、印象としては荷が重そうに見える。

 前半戦を総括した矢野監督は「もちろん育てるための4番でもある。でも、毎回いうけど4番ってすごく責任が重い。重圧と闘いながらやれる、やることで(大山)悠輔の成長が、俺はあると思って4番で使っている」と話した。コメントに潜む意識は、矢野監督が野球の師匠として尊敬している野村克也氏の“ノムラの考え”への挑戦といえなくもない。

 南海、ヤクルト、阪神そして楽天の監督を歴任し、ヤクルト監督時代は4度のリーグ制覇、3度の日本一に輝いた名将は阪神監督時代、当時の久万俊二郎オーナーにこう話した。

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