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ビール類の上期販売 微減の市場、牽引は第3のビール

金麦ゴールドラガー製造ライン(サントリービール提供)
金麦ゴールドラガー製造ライン(サントリービール提供)

 ビール大手4社の今年上期(1~6月)のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)販売動向が10日、出そろった。キリンビール、サントリービールが対前年同期比プラスとなった。値ごろ感の強い「第3のビール」が好調で、よりビールに近いコクや飲み応えを訴求した商品が両社の売り上げを押し上げた。アサヒビール、サッポロビールは前年割れだった。(日野稚子)

 業界関係者によると、プライベートブランド(PB)を含むビール類市場全体は1%減で、上期としては7年連続マイナス。ビールと発泡酒は前年割れ、第3のビールは5%増で2年連続のプラスだった。

 「第3」の好調の一端を担ったのはキリンが昨年3月に発売した「本麒麟」。爆発的にヒットしたことで、今年は競合3社が新商品を投入して“本麒麟包囲網”を敷いたほどだ。

 本麒麟は今年に入っても好調で、キリンは今月8日、年間販売計画を前年比7割増となる約1580万ケース(1ケースは大瓶20本換算)へ上方修正した。

 本麒麟に追随したのは、本格コク系をうたいサントリーが2月に発売した「金麦〈ゴールド・ラガー〉」だ。今月8日には、年間販売計画を当初の2倍となる680万ケースに引き上げた。

 ブランド別で上期の熾烈(しれつ)な争いを制したのはサントリー。新商品投入効果もあり、「金麦」ブランド合計の販売数量は前年同期比11%増の1818万ケースと、「第3」の中で最も売れた。これまで「第3」市場のトップを走り続けてきたキリン「のどごし」ブランドは、新商品乱発の余波を受けて想定通りの前年割れとなり、上期ながら14年ぶりに首位の座を明け渡す結果となった。

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