PR

産経WEST 産経WEST

バッテラ発祥寿司店が天神祭「船渡御膳」

期間限定の「天神祭 船渡御膳」と寿司常店主の石川里留さん=大阪市北区
期間限定の「天神祭 船渡御膳」と寿司常店主の石川里留さん=大阪市北区
その他の写真を見る(1/3枚)

 大阪天満宮の北門前にあり「バッテラ発祥の店」として知られる明治24年創業の「寿司常(すしつね)」(大阪市北区)が、令和初の天神祭(24、25日)を記念する特別料理「天神祭船渡御膳」を売り出した。祭り前日の23日まで期間限定で販売する。

 かつて天神祭の日に食べる風習があったハモとカイワレ、白天などを、名物のバッテラに組み合わせて考案。天満宮の寺井種治宮司に命名してもらった。

 バッテラは、締めサバと極薄の昆布をあしらった押しずし。明治時代、寿司常初代の中恒吉さんがコノシロを使った舟形の押しずしを出したところ、客がポルトガル語で「小舟」を指す「バッテーラ」と呼んだことから名付けられたと伝わる。コノシロの入手の難しさから、後にサバになり、形も長方形に変わった。

 天神祭にちなんだ「新名物」に取り組んだのは、同店の名物、舟形バッテラを3年前に復活させた4代目店主の石川里留(さとる)さん(50)。バッテラの表面にクチナシなど自然由来の色素で赤や黄の花火模様をあしらい、鉄火巻きを梅の花のように盛りつけた。かつての風習を「復刻」したハモ、カイワレ、白天の3食材は汁物に仕立てている。

 そのほかにも、冷やした冬瓜(とうがん)やアジの甘辛そぼろ、夏の季語でもある「はったい粉」を使ったデザートなどが並ぶ手の込んだ膳。石川さんは「旬の食材で季節感を出しました。この機会に天神祭の食についても広く知ってもらえたら」と話している。

 料金は2500円(税別)。営業時間は午前11時~午後2時と午後5時~9時半。水曜と第2火曜は休み(月・火曜は夜間のみ)。予約がベター。問い合わせは同店(06・6351・9886)。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ