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路線価、近畿1%増 好調の大阪は万博の期待先行 

近畿の路線価の最高地点となった大阪市北区の阪急百貨店前
近畿の路線価の最高地点となった大阪市北区の阪急百貨店前
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 大阪国税局が発表した近畿6府県の路線価も、変動率が前年に比べ1・0%増と4年連続で上昇した。増加する訪日外国人客(インバウンド)に加え、2025年大阪・関西万博や統合型リゾート施設(IR)誘致への期待が高まる大阪は6年連続、京都も5年連続で上昇。全国の変動率トップ10のうち近畿で6カ所を占めた。

 前年比で横ばいの兵庫は、11年ぶりに落ち込みに歯止めがかかった一方、残り3県は下落。「インバウンド景気」で堅調な伸びを示す都市との二極化がさらに進んだ形だ。

 大阪国税局は「今後の開発や活用が見込まれる」として、万博の会場予定地となる人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)に、初めて今年分から路線価の評価地点を設定した。

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 近畿の路線価の最高地点は、大阪市北区角田町(阪急百貨店前)。前年比27・4%増の1平方メートルあたり1600万円で、36年連続で首位を維持し続けている。2位は同市中央区の道頓堀川にかかる戎橋付近で、前年比25・7%増の1488万円だった。

 大阪では都心部を中心にオフィスが不足。大阪北部に伸びる大阪メトロ御堂筋線の沿線地域にもオフィスの代替需要が波及している状態だ。専門家は「万博やIR誘致への期待感から大阪の成長がまだ続くとの見方が広がっており、商業需要を中心に勢いがある」と分析している。

 一方、昨夏に発生した大阪北部地震や、西日本豪雨の影響については、被害が一部建物にとどまり、影響はほぼなかった。

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