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亡命ウイグル人ら、中国の弾圧訴え抗議デモ

ウイグルのラビア・カーディルさんら会見 G20に参加する中国に対して「人権」を訴えるウイグルの活動家、ラビア・カーディル氏=28日午後、大阪市中央区(南雲都撮影)
ウイグルのラビア・カーディルさんら会見 G20に参加する中国に対して「人権」を訴えるウイグルの活動家、ラビア・カーディル氏=28日午後、大阪市中央区(南雲都撮影)

 中国の習近平国家主席が20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席するのに合わせて来日した亡命ウイグル人の人権活動家、ラビア・カーディル氏ら少数民族の代表が28日、中国政府による民族弾圧などに抗議する記者会見を大阪市内で開いた。

 ラビア氏は中国による少数民族ウイグル族への弾圧について、300万人以上が強制収容所に入れられていると指摘し「いまでは、それぞれの収容所の隣にひとつずつ火葬場を作っている。これほど弾圧、虐殺されているところはない」と強い口調で指摘。

 若いウイグル人女性が中国人男性と強制的に結婚させられていることや、ウイグル人の臓器が売買されている状況などを説明したうえで「今回のG20の会議のなかで、こうした民族弾圧が問題視され(て議題となり)解決の策が講じられることを強く望む」と強調した。

 一方、27日の日中首脳会談のなかで安倍晋三首相が人権の尊重や法の支配など、ウイグルの人権問題を念頭に置いたともとれる発言をしたとの報道には「感謝を申し上げたい。日本はたびたびウイグル問題で声をあげてきた実例があり、(G20という)大事な会議の時に(人権問題に)触れてもらえたことは、我々にとっても全世界にとっても大きな意味を持つと思います」と述べた。

 会見では同様に中国の統治下で迫害を受けているチベット人やモンゴル人の人権団体代表らも過酷な弾圧の状況を説明。香港独立派のリーダー、陳浩天氏は、中国の植民地支配に忠実に従う香港政府」を「共犯者」と強く批判し、米国などに対し中国・香港両政府幹部への海外資産凍結などの制裁を求めた。

 会見後、各代表らは大阪市内で街頭集会を行い、市民らに弾圧の実態をアピールした。

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