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「大阪サミットでも美しい調和を」首相G20全体会合冒頭発言全文

 まずは、G20の中核アジェンダである世界経済について申し上げます。世界経済のリスクをモニターし、持続的な成長を実現するのがわれわれG20の最重要の責務であります。世界経済の現状をみれば、足下で安定化の兆しがみられ、本年後半から来年に向けて緩やかに上向く見通しでありますが、下振れリスクの方が大きい。何よりも貿易と地政学をめぐる緊張は増大しています。

 これらの下方リスクに対処し、必要な行動をとるのがG20の責務であります。全ての政策手段を用いて、成長を実現していくという決意を共有したいと思います。

 さらに中長期的に持続的な成長を実現する観点から現在の世界経済が直面している構造的なチャレンジを3つ指摘したいと思います。グローバル化、高齢化、デジタル化であります。これらの課題に対処するために過度な経常収支不均衡への対処、高齢化への政策対応、国際租税・金融分野での制度面での対応について本セッションで議論したいと思います。

 特に経済の電子化に伴う課税上の課題には早急に協調して対応することが必要です。福岡G20会合で合意された野心的な作業計画を承認したいと思います。2020年までに解決策を得るべく、政治的なリーダーシップを期待します。

 経済成長の主要なエンジンとして、特に貿易とイノベーションが重要であります。イノベーションは第2セッションで扱うこととし、第1セッションでは貿易について議論します。

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