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鍵盤に触れてみませんか ピアニスト、西村由紀江さんが公演

ピアニストの西村由紀江さん(前川純一郎撮影)
ピアニストの西村由紀江さん(前川純一郎撮影)

 昭和61年のメジャーデビュー以来、通算40枚目となる今春発売された新作アルバム「ピアノスイッチ~ベストセレクション~」を引っさげ、7月12日、ザ・フェニックスホール(大阪市北区)で公演を行う。

 前作「~ビューティフル・デイズ~」はデビュー30周年を記念するアルバム。大きな節目を祝うアルバムが2作続いたが「今回の最新作で、デビュー以来、貫いてきた“ピアノの伝道師”という自身の位置づけが、さらに確固たるものになった」と自信を見せる。

 「前作で自身の全てを出し切った」ことから、今作のコンセプトづくりには苦労したという。

 しかし、昨年の奈良県内での音楽イベントで共演したシンガー・ソングライター、大塚愛の一言が苦境の打破につながった。

 「ピアノの練習がつらくて辞めたくなった頃、西村さんの曲を弾くと、さまざまな情景が浮かんできて、ピアノ好きのスイッチが入ったんです」

 この時の「ピアノが好きになるスイッチ」、という言葉にひらめき、今作が生み出された。

 「これからピアノを始めようという人から、子育てなどでしばらく離れていたけれど、再びピアノと向き合おうという人まで、あらゆる人の“ピアノスイッチ”を押す作品に仕上げました」

 ファンに人気の定番曲を再アレンジした10曲と、新曲5曲を収録した。「定番曲に関しては、両腕を交差させて弾いたり、同じメロディーでもハーモニーを少しずつ変えたり、さまざまな再アレンジを施しました」

 とりわけ、結婚式の定番曲になりつつある冒頭の「あなたに最高のしあわせを」では「多幸感に浸ることができるメロディーを付け加えた」。また、新曲「黒鍵」では「ショパンの『黒鍵のエチュード』に対抗し、黒鍵だけを使って演奏しました。ショパンは右手のみほぼ黒鍵ですが、私は両手とも黒鍵」という挑戦も。

 「ピアノは私にとって、いまだに謎だらけの楽器。そこに最もひかれるんです。名器が良い音を出すとはかぎらないし、気象条件で音色が変わる。実際のところ、公演会場のピアノと対面するまで、どう鳴るのか分からない。未知の楽器なんです」

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