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6度目の正直で藤井七段に勝利 都成竜馬五段は遅咲の花

 「三段はイベントで受付など裏方をやる。プロがまぶしく、歯がゆい思いをしたが、そういう立場に慣れていくのも情けなかった」

 平成25年の新人王戦決勝三番勝負ではプロを破り、史上初の三段での優勝を果たした。だがこの年も昇段できなかった。26歳の年齢制限が迫る。「好きな将棋が取り上げられてしまえば、自分はどうなってしまうのか。怖かったです」

 27年10月に始まった第58回三段リーグ。ついに年齢制限を迎え、10勝以上で勝ち越さなければ退会となる。「これで最後かもしれない」。覚悟し、ぶつかった。谷川九段からは「実力はあるんだから、自信を持って指しなさい」とたびたび激励されていた。そして、トップの14勝4敗で昇段した。

 タイトルをとれる強い棋士を目指すが、苦労してプロになって思うことがある。「藤井さんのようにスターの道は歩むことはない。遅咲きの自分が頑張る姿に意味があるのだと思います」  (中島高幸)

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