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大阪・吹田の拳銃強奪、33歳男を逮捕 1発発射か

大阪府警吹田署に入る飯森裕次郎容疑者(奥)=17日午前7時52分
大阪府警吹田署に入る飯森裕次郎容疑者(奥)=17日午前7時52分
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 大阪府吹田市の大阪府警吹田署千里山交番前で16日早朝、同署の古瀬鈴之佑(こせ・すずのすけ)巡査(26)が刺され、実弾入りの拳銃が奪われた事件で、吹田署捜査本部は17日朝、強盗殺人未遂容疑で住所不定の職業不詳、飯森裕次郎容疑者(33)を逮捕した。同日早朝、大阪府箕面市の山中で発見、身柄を確保した。奪った拳銃を所持していたが、1発発射された形跡がある。人的被害は確認されていない。

 捜査本部によると、飯森容疑者は「私のやったことではありません。病気がひどくなったせい、周りの人がひどくなったせいです」などと供述し、容疑を否認している。捜査本部は拳銃を狙った動機や犯行後の足取りなどの解明を進める。

 逮捕容疑は16日午前5時40分ごろ、同交番北側駐車場で、古瀬巡査の胸部を包丁で複数回突き刺し、実弾5発入りの拳銃を強奪したとしている。巡査は意識不明の重体。

 捜査1課によると、16日午後8時すぎ、大阪府箕面市内の住宅街などの防犯カメラに飯森容疑者が写っており、府警は17日早朝から近くの山中を捜索。午前6時半ごろ、山中の木製ベンチで横になっている飯森容疑者を発見した。

 ベンチの下には白いポリ袋に入れた拳銃があった。残っていた実弾は4発で1発発射したとみられる。16日午前6時ごろ、吹田市内の住宅街で、複数の住民が破裂音を聞いており、府警が関連を調べている。

 事件前、交番の防犯カメラに不審人物が写っており、府警が画像を公開。事件直前まで東京都品川区に住んでいた飯森容疑者に酷似していると、父親が大阪市内の警察署に届け出た。

 府警は17日未明に飯森容疑者の逮捕状を取り、顔写真を公開して全国に指名手配し、行方を追っていた。

 大阪市内では28、29日に20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれる予定で、多数の警察官が警戒を強めている最中だった。飯森容疑者の逮捕を受け、大阪府警の石田高久本部長は「大変な不安を与え申し訳ありませんでした。今後は事件の全容解明を図る」とのコメントを出した。

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