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シャープ、堺の液晶パネル工場の子会社化検討 8K競争力強化

堺市堺区のシャープ本社
堺市堺区のシャープ本社

 シャープがテレビ向けの大型液晶パネルを生産する堺工場(堺市)の運営会社を子会社化する検討を始めたことが15日、分かった。シャープの独自技術を生かした大型パネルを効率的に生産する体制を整え、世界の8Kテレビ市場での競争力を強化したい意向だ。ただ、堺工場は業績が悪化した平成24年にシャープ本体から切り離した経緯があり、子会社化には反対意見も予想されるため、慎重に判断するもようだ。

 堺工場は世界最大級のガラス基板を備える。シャープが21年に約4千億円を投じて稼働させたものの、過大投資による経営危機を招いた。工場運営会社の堺ディスプレイプロダクト(SDP)は現在、シャープの親会社である鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長が持つ投資会社の傘下にある。

 シャープは液晶パネルを自社の亀山工場(三重県亀山市)でも生産するが、ガラス基板が小さく、大型パネルの生産性に課題がある。SDPを再び傘下に収めれば、大型パネルの生産効率が向上するとともに、高精細な映像表現ができるシャープ独自の「IGZO」技術を使うことも可能となり、関係者は「中韓メーカーのパネルとの差別化につながる」としている。

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