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歌舞伎クール!漫画やアニメが原作の新作歌舞伎続々 歌舞伎の“世界戦略”か

 そもそも、日本の漫画を原作にした新作歌舞伎の第1弾は世界中にファンのいる「ONE PIECE」で、27年、スーパー歌舞伎II「ワンピース」として市川猿之助さんを中心に上演。猿之助さんふんする主人公がサーフボードに乗って宙乗りするシーンでは観客が総立ちになるなど、新たな観客層を巻き込んで大ヒット。大阪松竹座や福岡、名古屋でも再演された。

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 伝統芸能の歌舞伎と、サブカルチャーの漫画やアニメは一見、ミスマッチに思える。しかし、「漫画はキャラクターの個性がはっきりと確立されており、それが歌舞伎の敵役なり二枚目なり、芝居の中で役割が明確な人物像とうまく合うのではないか」と演劇評論家の犬丸治さんは分析する。

 両作とも、原作ファンにも受け入れられるよう、衣装や髪形、化粧などキャラクターのビジュアル面での再現度の高さも話題になった。また、世界的に知名度があるため、歌舞伎に興味のない人をも引きつける力がある。

 犬丸さんは「歌舞伎には漫画やアニメに共通する、アッと驚くような発想やイメージの飛躍があり、それも相性の良さにつながっている」。

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 今月、東京・歌舞伎座で上演されている「月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち」も、みなもと太郎さんの歴史漫画「風雲児たち」を原作に三谷幸喜さんが作・演出をつとめた新作歌舞伎。また、12月に東京の新橋演舞場で上演される「風の谷のナウシカ」も、宮崎監督作品の初の歌舞伎化として早くも注目を集めている。

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