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関西空港と奈良を直結する「リニア新支線」に調査費

 奈良市付近に設置が予定されるリニア中央新幹線新駅と関西国際空港を結び、インバウンド(訪日外国人客)を奈良県内に直接呼び込む「リニア新支線」構想がいよいよ動き出す。奈良県は13日発表した一般会計6月補正予算案に、同構想の調査・検討費用として2500万円を計上。荒井正吾知事は「難しいチャレンジだが、需要や工事費を検討し実現可能性を探っていきたい」と意欲的だ。

 リニア新支線構想は、リニア中央新幹線の開通が前提。インバウンドにとって「関西の玄関口」である関西国際空港から、外国人観光客を県内に直接誘導して観光振興につなげる狙いがある。

 構想は4月の知事選で荒井氏の公約に盛り込まれた。「常電導リニア新幹線を建設し、関空と新駅を20分超で接続する」とし、途中の停車駅は、大和高田市、御所市、五條市、和歌山県橋本市を想定。将来的には京都府京田辺市付近で北陸新幹線にもつなげたいとしている。

 リニア中央新幹線の東京-名古屋間は2027年に開通予定だが、大阪までの全線開業は2037年とされ、新支線開通は実現しても18年以上先となる。

 荒井知事は会見で、「リニア中央新幹線が品川-新大阪間で全線開通すると、関空からの結節点でもある新大阪への集中が過剰になる」と説明。さらに「結節点を分散させるリダンダンシー(多重化)や交通の多軸構想の観点からも意味がある」と必要性を強調した。

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