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迷えるあなたに令和の万葉恋歌 大阪・高津宮に登場

万葉人の恋の歌を現代語に訳した「恋文のくじ」
万葉人の恋の歌を現代語に訳した「恋文のくじ」

 「縁結びの神社」として親しまれる高津宮(こうづぐう)(大阪市中央区)に、新元号「令和」の典拠である万葉集にちなんだおみくじ「恋文のくじ」が登場した。改元に伴ってにわかに注目を集める万葉集の歌を現代語に訳した熱い恋の歌が、乙女心をくすぐると評判だ。

 恋の行方を予想する恋占いではなく、「千年以上も前の人々からの愛に満ちた応援メッセージ」と小谷真功(まさよし)宮司。今も昔も変わらぬ恋の悩みや切ない思いがあふれる万葉集の魅力を知るとともに、気持ちを伝える手段として手紙が持つ力を見直してもらおうと作ったという。

 おみくじは36種類。それぞれのくじには厳選された36首の恋の歌が1首、まず歌の内容に沿ったタイトルと現代語訳を記載。次に原文も添えられている。

 例えば、「朝(あさ)寝(ね)髪(がみ)我(われ)は梳(けず)らじ愛(うるわ)しき君が手枕(たまくら)触れてしものを」という読み人知らずの歌。現代語訳は「目が覚めたら髪の毛ボサボサなのでもいいんだ今日はこのままで昨夜大好きなあなたに優しく抱かれて撫(な)でられた髪だから」で、「万葉人」が恋愛感情をダイレクトに表現していたことが、よく分かる。

 実は、36首のうち万葉集から選ばれたのは34首。残る2首は、同神社の主祭神である仁徳天皇が恋多き人であったとの説から、仁徳帝と側室の黒比売(くろひめ)が詠んだ古事記の歌を加えた。

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