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【動画】大丸心斎橋店本館、9月20日リニューアル インバウンド需要取り込みへ

大阪の百貨店は改修・増床が相次ぐ
大阪の百貨店は改修・増床が相次ぐ
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 大丸と松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングは11日、平成28(2016)年から建て替え中の大丸心斎橋店本館(大阪市中央区)を、9月20日に開業すると発表した。86年ぶりとなる本館建て替えで、保存が求められていた外装などは生かしたまま、売り場面積は約4万平方メートルと約3割増床。北館、南館の3館を合わせて約8万6500平方メートルの大型百貨店に生まれ変わる。

■あのヴォーリズ設計アールデコ調は再利用

 新本館は地下3階、地上11階。免税カウンターのほか、人気アニメのコンセプトショップや茶道を体験できる店舗などを設置。訪日外国人客(インバウンド)向けの施設を充実させる。

 関西地区に初登場となる37店を含む約370の専門店が出店。食料品フロアはソムリエお薦めの飲料を提供するなどイートインを充実させるほか、衣料品は紳士・婦人別ではなく、若者向け、高級品などテーマごとで店舗を配置する新たな試みも行う。投資額は約380億円。

 今後、2~10階で本館と北館を接続する工事を行うなど北館も改修。北館には令和3(2021)年春にパルコが開業する。

 建て替え前の本館は、米国出身の建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の歴史的建造物として知られた。御堂筋側の外壁などに施されたアールデコ調の装飾は再利用する。

 記者発表会でJ・フロントの山本良一社長は「新本館で百貨店改革の集大成を示したい」と話した。

 86年ぶりとなった大丸心斎橋店本館(大阪市中央区)の建て替え。狙いの1つは、勢いが続くインバウンド需要の取り込みだ。大阪の百貨店売り上げは訪日外国人客(インバウンド)効果で堅調。各社は改修、増床などで態勢を整えており、大阪有数の老舗である同店はリニューアルでインバウンド以外の戦略も準備。生き残りに向けた競争が本格化しそうだ。

(次ページ)社長「世界が憧れる心斎橋…めざし」

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