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「割れるかも…」都構想めぐり分裂危機の自民大阪府連

 自民党大阪府連が迷走している。大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想について、党の立ち位置が定まらないためだ。大阪維新の看板政策である都構想に、これまでは反対一辺倒で結束していた自民府連。しかし4月の統一地方選以降、維新に大敗続きの現状を踏まえ、渡嘉敷奈緒美会長が都構想に協力する方向へ大きくかじを切ったことで、反対派の地元議員と軋轢(あつれき)を生じているのだ。双方に歩み寄る気配はなく、府連分裂を危惧する声も。意思統一は可能なのか。

募る危機感

 「ちゃんと現実をみてほしいんですよ、私は。同じことを繰り返しても、自民党の存在価値はまったくないと思います」

 6月2日深夜。府連執行部と地元議員らの話し合いの後、記者団の取材に応じた渡嘉敷氏はこう嘆いた。

 府連関係者によると、この日は大阪市議団や大阪府議団の幹部が、都構想の問題点について、国会議員や衛星市の議員らにレクチャーを行った。渡嘉敷氏の感想は「反対のために反対している」と手厳しい。

 今夏の参院選大阪選挙区では、2人目の候補者擁立を断念せざるを得なくなった府連。党本部の甘利明選対委員長からは「力を1人に集中させ、府連の立て直しを」と求められたという。「今までの延長線上に解決策は絶対にない」(渡嘉敷氏)と、現状への危機感は強い。

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