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消してます、あなたの「AWSON」 ツバメ巣立つまで「L無し」看板

ツバメの巣を守るため「L」の文字だけ照明をつけていない「ローソン道後ハイカラ通店」の看板=松山市
ツバメの巣を守るため「L」の文字だけ照明をつけていない「ローソン道後ハイカラ通店」の看板=松山市
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 松山市の道後温泉の近くにあるコンビニ「ローソン道後ハイカラ通店」で、ツバメが看板に巣を作り、店側の優しい心遣いが話題になっている。巣は「LAWSON」の「L」の部分にあり、1文字だけ照明をつけていないため夜間は「AWSON」と見えてしまうが、店は「ツバメファースト」。ひなはこのほど巣立ち、店のオーナー吉本周作さん(47)は「寂しさもあるが、無事に巣立ってくれて安心した」と話す。

 吉本さんによると、看板の照明は2年前に切れ、修理せずにいたところ、昨年5月にツバメが巣を作った。修理の話が持ち上がったが、工事業者から「直すには巣を壊す必要がある」と言われたため、断ったという。

 巣には5羽のひながいて、親鳥2羽が餌をやるため巣に舞い戻ってくると、大きな口を開けて餌をねだる姿が見られた。ツバメの巣は縁起が良いとされることもあって、店先では観光客らがカメラで撮影し「かわいい」と評判だった。

店の看板に作られたツバメの巣を見守る「ローソン道後ハイカラ通店」のオーナー、吉本周作さん(右)=松山市
店の看板に作られたツバメの巣を見守る「ローソン道後ハイカラ通店」のオーナー、吉本周作さん(右)=松山市
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 台湾から観光で道後温泉を訪れ、巣を見つけて家族で立ち止まった会社員の潘建志さん(41)は「台湾でもツバメの巣は縁起が良いと言われる。日本で見られて記念になったし、幸せだ」と喜んだ。

 にぎわいを見せた店先の様子に「楽しんでもらえてうれしいが、騒ぎすぎるとひながおびえてしまうので優しく見守ってほしい」とツバメを気遣っていた吉本さん。今後も巣は撤去せず、看板の照明もそのままにしておく予定だ。「来年も再来年も、店がある限り戻ってきてほしい」と笑顔で語った。

「ローソン道後ハイカラ通店」の看板に作られたツバメの巣=松山市
「ローソン道後ハイカラ通店」の看板に作られたツバメの巣=松山市
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