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関空、台風被害も好調 売り上げ7割が中国人

 早期復旧で「関空は大丈夫」との印象を海外に伝えたことが奏功したが、それ以上に目を引いたのは、中国人客が空港ターミナルでみせた旺盛な購買意欲だ。

化粧品や粉ミルクを…

 「中国人客がよく買っていくのは化粧品や医薬品、紙おむつや粉ミルク。1人当たりの購入額が約3万円で、韓国人の約8千円より高い」(関西エア広報)

 ターミナルビルには、高級ブランドを含む免税店が相次ぎオープン。中国で普及しているキャッシュレス決済のシステム導入を積極的に進めた。

 決算では、免税店収入が25%増となり、直営免税店の売り上げの72%を“爆買い”に走った中国人が占めた。着陸料や施設使用料などの航空事業収入は902億円(3%増)だったのに対し、航空以外の事業収入が1301億円(9%増)にのぼり、台風被害による復旧費などの損失81億円をカバーした。

 関西エアの山谷佳之社長は「キャッシュフロー(現金収入)を高めることが経営で一番重要。それを中国人がもたらしてくれるなら(旅客数の)水準を高くしておきたい」と語った。

深まる中国依存…対策は

 昨年4月に神戸空港が民営化され、関西3空港の一体運営が始まって1年。決算数字を見る限り、関西エアポートの視界は「良好」だが、経営課題は多い。

 山谷社長は「関空を主軸に3空港の特性を生かす」との経営方針で、関空の機能強化を最重視する。ふくらみ続ける国際線旅客に対応するため、大阪・関西万博が開かれる2025(令和7)年までに、関空第1ターミナルの大規模改修を進め、年間の収容能力を1千万人増やす方針だ。

 ただ、中国依存が深まることは不安要素でもある。

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